Naka Housing

那珂ハウジングでは、お施主様に建築中の現場をしっかり見ていただけるよう、“ご家族分の靴”をプレゼントしています。これは代表が「いつでも現場を見に来てほしい」「気持ちよく見学してほしい」と願って始まった取り組みです。

現場見学用スリッパは汚れやすく、履き心地も良いとはいえません。
しかし、ご自身の足に合った靴であれば安全で歩きやすく、見学のたびに快適に過ごしていただけます。お渡しする靴はお引き渡し後も普段使いができるため、家づくりの思い出の一つにもなります。

「現場で靴を履いてもらえることは、お客様にも会社にも嬉しいこと」と代表は話します。現場に来ていただくことで疑問や不安もその場で解消でき、家づくりのプロセスを一緒に楽しんでいただけるように——
そんな真心から生まれた取り組みです。

建築中の現場では、現場監督と設計士が毎月1回パトロールを行い、11項目のチェックリストに沿って品質と安全性を確認しています。
これは「誤りがあればその場で確実に直す」「職人と一体で改善する」という代表の強い姿勢から生まれた取り組みです。

図面通りに施工されているか、工程ごとの品質は保たれているか、将来的に不具合につながる可能性はないかなど、完成後には見えなくなる部分も丁寧にチェックします。もし気になる点があれば、職人と直接話し合い、その場で改善方法を決めるためズレが生じません。

“現場は生き物”とも言われるように、家づくりには常に細やかな確認が必要です。
だからこそ設計と監督が共に現場へ足を運び、互いに視点を補完しながら最適な判断を下す体制を整えています。
この取り組みが、長く安心して暮らせる家づくりにつながっています。

那珂ハウジングでは、昼前後と退場前の1日2回、現場の清掃と整理整頓を徹底しています。
掃除の対象は建物内だけでなく、仮設トイレや前面道路まで。工具の定位置管理、換気への配慮、配線の取り回しなど、見学時や作業時の安全性にも気を配って現場を整えます。

これは代表が長年大切にしてきた「現場を綺麗に保つことは会社の使命」という考えに基づくもの。綺麗な現場にはミスが少ない、職人が気持ちよく仕事ができる、お施主様が安心して見学できるという三つのメリットがあります。

職人も清掃を日課として習慣づけており、昼前と夕方には自然と清掃の時間が生まれます。
誰が見ても気持ちよい現場であるために、そしてお施主様が「いつ見に行っても綺麗だね」と感じていただけるために。
一つひとつの整理整頓の積み重ねが、安全で質の高い建築につながっています。

家づくりは決めることが多く、小さな情報の行き違いが大きな誤解につながることがあります。
そこで那珂ハウジングでは、営業・設計士・コーディネーター・現場監督の4つの職種が共通で使える打合せ記録シート「ことばの領収書」を活用しています。

これは代表の「お客様との約束を100%間違えないように」という想いから始まったもの。
打合せで確認した内容、色や仕様の変更、要望や優先順位などをその場で3枚綴りに記録し、お客様・担当者・会社で同じ情報を共有します。

記録は次回の打合せや現場での施工時に活用され、認識のズレを防ぎます。
また、お客様にとっても「何を話したか」「どこまで決まったか」が一目で分かるため、家づくりの安心感が大きく高まります。

情報の透明性と正確性は、良い家づくりの基本。
ことばの領収書は、私たちが誠実な姿勢で家づくりと向き合うための大切な仕組みの一つです。

那珂ハウジングでは、社員が誕生日を迎える月に、代表からメッセージカード・花束・ご家族分のケーキが贈られます。
加えて、誕生日には特別休暇を取得できる仕組みを20年以上前から続けてきました。

これは代表の「社員一人ひとりを大切にしたい」「家族を含めて支えたい」という強い想いが原点です。毎月初旬の全体会議では、代表自らその月の社員に手書きのメッセージカードを渡し、日頃の感謝と励ましを伝えています。

社員にも家族にも笑顔になってもらえるように。
「楽しい時も苦しい時もあっただろうが、未来に向かって頑張る社員を応援したい」という代表の言葉の通り、温かい文化が根付いています。

家づくりは人がつくるもの。
スタッフが心から誇りと安心を持って働ける環境こそ、お客様に良い家を届けるための土台になる。
この習慣は、その想いを象徴する取り組みです。